ふくい総合法律事務所 所長ブログ

このブログは、福井県福井市にある法律事務所の所長弁護士である小前田が日々の業務や勉強の中で得た知識や経験をシェアするためのものです。

タスク管理ではなく、タスクを溜めないことが大事。

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仕事をしているとやらなければならないこと=タスクが発生します。

このタスクをいかにうまく処理できるかが、自分のストレスとも大きく関わってきます。やっていない仕事というのは、自分の頭で「あれをやっていない」とずっと言い続ける存在で、非常にストレスになります。

 

そのため、これまで私は、紙の手帳を使ったり、デジタルのアプリを使ったりして、いろんな方法を使って、うまくタスク管理をしようとこれまでしてきました。しかし、どれもあまり上手くいかなかったです。

 

そんな中で気付いたこととしては、タスクをきちんとこなしていくために大事なことは、うまくタスク管理をすることではなく、タスクの管理をしなければいけないほどたくさんのタスクを持たないことだということです。


そもそも、タスク管理しないほどの膨大なタスクを持ってしまっている段階で、タスクを持ちすぎていると思います。それを上手く管理したからといって、本質的な問題の解決にはなっていないのです。本当にそのタスクがやる価値のあるものかどうかということを見極める必要があります。

 

タスクや仕事に関しても、ミニマリスト的な発想が必要で、いかに少ないタスクで価値を生み出していくかということが大事で、価値を生み出さないタスクをそもそも持つべきではありません。

ミニマリストの人が、「片付けで大事なことは、整理整頓ではなく、そもそも整理整頓が必要ないくらいにモノを持たないことだ」という考え方に似ていると思います。

 

 

あとは、手元にタスクが来たらできるだけ早く処理してしまうことが大事です。手元にタスクを溜めないことが大事になります。ボールを早く相手に返してしまうことが肝要になります。

できれば、その場で処理してしまってタスク化しないことが理想になります。

 

 

今は、私はタスクに関しては、グーグルキープに記入していますが、これがパンパンになってくるのは極力避けるようにしています。極力、ここが毎日空白になるように仕事を進めていっています。


それでも、タスクが増えすぎてきたら、新たな仕事は断る勇気が必要だと思います。いかにタスクを持たないかということを考えていくことが、ストレスの無い仕事人生を送るのに大事なことといえます。