先週金曜は、とある経営者勉強会へ。
その勉強会では、福井でも非常に成功している経営者の話を毎回聞かせてもらうのですが、
たとえ話や具体例は違うものの、コアとなるメッセージや主張、原則はそれほど多いわけではなく、基本的には同じような話を何回も聞くことになります。
毎月、これだけ聞いていると、自分の中でもそういった考え方が染み付いてくることに驚きます。
一回聞いただけでは「いい話きいたなー」で終わってしまうが、繰り返し聞くことによって自分の腹に落ちてくるものだと思います。
また、そういった話を聞きながら、自分の会社の場合は、どうしたらよいかということを具体的に考える時間がとれるのがよいと思います。
他方、自分の会社に置き換えた場合にどうかということを考えると、経営者は会社のメンバーに同じことを何回も話をしないといけないのだと思います。
当然、一回話をしただけでは、メンバーにはメッセージは理解できるかもしれないが、すぐに忘れてしまうと思います。メンバーに腹落ちをさせて行動にまでつなげてもらうためには、同じことを100回くらい言うの覚悟が必要なのです。
重要な話を何度も同じことを繰り返し話すことに、経営者は、罪悪感を持ってはならないです。この場合、会社のメンバーがまた同じ話をしていると思われるくらい何回も話をすることが大事になります。これは、話を聞いて理解するのと、それが行動にまで影響を及ぼすのとでは全く異なるからです。
そんなことを勉強会の中で考えていました。