昨日はZOOMでとある経営者勉強会に。
いろいろ講師から話を聞く中ででも大事だと思ったのは、経営をするにあたっては、事業の選択と集中が大事という話。
今のコロナ禍の状況からすると、事業の多角化をして、一つの事業がたとえ駄目になっても、他の事業で収益を上げられるというのが安心と思えますよね。
ただ、講演の中では、
「事業の多角化か事業の選択と集中か?どちらが経営のリスクは少ないか?」という話で、
講師からは
『事業を多角化したより、事業の選択と集中をしたほうが利益が出る。
事業の選択と集中をして利益を出して、内部留保を持っておけば、リスクは減らせる。そのほうが、多角化で保険をかけるよりもよいと思う。
そもそも経営するということ自体がリスクなので、リスクをとりたくないのであれば経営者をすべきではない。』
と話があり、まさにそのとおりだなと思いました。
ランチェスター経営の大原則ですね。
うちの事務所経営も事業の多角化することはないですが(飲食店をやったりしませんよ)、採用が上手くいき弁護士が増えてきているので、いろんな分野に手を出そうと思ってしまうことはあります。
まずは今やっている分野の深堀りをしていき、選択と集中をしていきたと思いました。
今年は、個人法務の分野の中でも、交通事故、相続、離婚・男女トラブル、債務整理を中心にやっていこうと思っているので、まずはそこに集中ですね。