いろんなことを考えて行き詰まってる、何をすればいいかわからない、文章を書かないと行けないが全然進まない状態。こんなときは、とにかく頭の中を書き出すとよい。
そんなことを思い出させてくれた本。それが『書きながら考えるとうまくいく!―プライベート・ライティングの奇跡』という本。
最近、もやもやとすることがあり、それを解決するアイデアを出すためにも、もう一度プライベートライティングとはどのようなものだったかを確認するために再読しました。
結構古い本になりますが、とある尊敬できる人から紹介されて買った本。
この本の内容をひと言でいってしまうと、頭の中で考えるのではなく、思考やアイデアを見える形にするために、どんどんと書き出していくととてもよいということ。
これをやると瞑想をしたように、頭の中がすっきりするし、どんどんとアイデアを出せるようになります。
また、でてきたアウトプットに対して、そこから、さらに自分に問いを立てて、質問を深堀りしていくことができる。
あとは、タイマーに時間を設定して、とにかく書き出していくことが大事になる。
この本では、プライベートライティングの6つの秘訣が紹介されている。
(1)肩の力を抜いて
(2)速く書き続ける
(3)限られた時間で
(4)考える言葉で書く
(5)思考に導かれるままに
(6)フォーカス・チェンジャーで新たな方向を探る
自分なりに注意している点は、下記のようなものです。
■とにかく思いつくままにどんどん書き出していくこと。
誰かに見せる文章ではないので、思いつくままに思考のスピードで早く書き出していくことが大事になる。途中で、入力をやめないことも大事。
自分の場合は、グーグルドキュメントにどんどん書き出していく
PCで入力する場合は、頭に考えさせると言うよりかは、手に考えさせるという感じ。手が動くままに文章を打っていきます。あとは、iphoneでの音声入力も使えます。
気がつくと結構な量の文章が書けていたりします。
■出したものはそのままは使えないこと
ただし、書いたのもはそのまま世間にだせるようなものではないです。出来たものに対して、リサーチをしたり、別の質問をしたりして、さらにそこからアイデアを世の中に出せる形にしないといけない。とにかくアイデアを出して、後から構成するようにしています。
■しばらく寝かせるのもよいこと
出してきたものをしばらく寝かせたりするのもよい。忘れたときに見返すと、新たなアイデアが閃いてきたりする。
■文章を書く場合でも使えること
文章にする場合もつかえる。まずは、プライベートライティングでどんどん書き出す。
リサーチはプライベートライティングによるアイデア出しが終わったから行うようにする。リサーチを最初にするとそれに引きづられて、参考にした本やWEB記事のパクリのような文章になってしまいかねなません。パクリのような文章を書いても、世の中にとって何も有益なことはありません。
まずは、自分の想定する読者にどんな気持ちになってもらいたいか、読者は誰か、どんなことを知りたいだろうか等を、その人に説明する感じでどんどんと文章を書き出していくことが大事になります。
■構成は後からやること
あと、アイデアを出していくのと、まとめていく構成を作っていくのは別の作業としたほうがよいこと。考えたアイデアをとにかく最初は含まらせることが大事。ここでは論理を考えないこと。
「プライベートライティングはすごい。
とにかく思いついことをどんどん書き出していくことが大事。」
アマゾンで今見たら、定価1200円なのですが、中古でも2600円以上しますね。
結構、いい本なので、なかなか価値が落ちないですね。
この文章もプライベートライティングで書いてみたのを、ちょっとだけ構成し直して、出してみました。
ダラダラと長い文章になってしまいましたが、ご容赦ください。