最近、来年に向けて、情報発信のための法律系コンテンツをコツコツと作っている。
そのときに、気になるのが、法律系のコンテンツについてはどこにでも書いてあるようなことを書かざるを得ず、自分のオリジナリティをどこで出したらよいかがわからないことだ。
どこにでも書いてあるようなことだけを書いていると、自分でもコンテンツを作るのに飽きてくるので、どこかでオリジナリティを出したいと考えている。
そこで、最近、考えていることは、『法律系のコンテンツのオリジナリティの出し方としては、事例を活用するのがよい』ということだ。
まず思うのは、コンテンツの中の法律解説の部分については、オリジナリティを出すのはかなり難しい。
そこで、個性を出して独自の解釈を披露してしまったり、踏み込み過ぎた解釈・アドバイスをしてしまうことは、正直、危険だと思う。WEBのコンテンツという誰が読むかわからないものに関しては、法律解説の部分はかなり保守的なことを書かざるを得ない。
もちろん、個別の法律相談や受任した事件などでは、法律や裁判例はもちろん、依頼者の個別の事情や、どこまでリスクを取れるかといったことを総合的に判断して、踏み込んだ解釈やアドバイスをすることはあるが、それはあくまでも個別対応だからだ。これを、誰が読むかわからないWEB上で表現するのは、正直難しい。
そこで、法律事務所がオリジナリティのあるコンテンツを作っていくためには、最近思っているのが、事例(判例、ニュース、自分の解決事例、映画、ドラマ)などでオリジナリティを出すことだ。ここを、切り口にして、人が興味を持つようなコンテンツにしていくのがよいと思う。
できるだけ遠い事例で、かつ、一般の方の興味を引く話から、法律の解説コンテンツに話をもってこれると、オリジナリティが出しやすいのではないかというのが現在の仮説だ。そのためには、日頃から、使えそうな事例はストックしておかないといけないと考えている。
今日は、法律系コンテンツのオリジナリティは、法律解説の部分ではなく、事例で表現していくのがよいのではないかという話をしました。