弁護士ドットコムのニュースを見ていると、法律事務所の分野特化型サイトが急増しているようです。
弁護士ドットコムが調査しているのは、分野特化型サイトのうち「離婚」「相続」「交通事故」「労働」「刑事」5分野のサイト数とのこと。これが、全国の法律事務所のホームページ調査によると、2019年から2020年にかけて5割近く増えているようです。
弁護士を探すということは、依頼者にとっては一生で1回あるかないかのことですから、その分野に詳しい弁護士や法律事務所を探したいと思うもの。
そのため、弁護士や法律事務所がどのような価値やサービスを提供してくれるのかということをあらかじめ分かるようにしておかないと、このハードルの高さのために、弁護士に相談してもいいのかも分からず、弁護士にアクセスするということができないまま、結局、法の助力を得られず、泣き寝入りということにもなりかねません。
また、弁護士が依頼者に選ばれるためには、弁護士・法律事務所が良いリーガルサービスを提供しているということを知っていただくための情報発信が必要なのです。
分野特化型サイトを見ている依頼者にとってはまさにその分野の法律問題で悩んでいるわけですから、本当に必要な情報を提供するものになります。
「分野特化型サイトは依頼者・弁護士の双方にとってメリットがあるもの」、
分野特化型サイトは、時代のニーズにあっていると思います。
事務所でホームページを作るなら、自分たちが注力したい分野の、分野特化型サイトを作ったほうがよいと個人的には思っています。