弁護士の営業活動として、昔から言われているのが、ゴルフや飲み会に行くことと言われています。
個人的には、ゴルフや飲み会に積極的に行ってみた時期もあるのですが、ほとんどこれで営業が上手くいった実感はないです。これは自分の性格も大いに関係ありますが、自分にはこういうアナログな営業は向いていないです。
個人的には、ゴルフはとても好きです。ただし、ゴルフは拘束時間が長いのがネックだと思っています。せいぜい行けても月に1・2回が限界です。これくらいの回数しかいかないとそれほど上手くもなりませんし、人間関係もできないので営業にはなりません。なので、ゴルフは完全に趣味で、営業とは全く考えていません。
飲み会もあまり得意な方ではないのです。大人数でわちゃわちゃした場所が自分は苦手なのです。何回も行っていれば慣れるのかと思ってましたが、全然慣れませんでした。あと、お酒も強くないです。
飲み会が営業になったということは、個人的にはあまりないと思います。コロナの影響で飲み会はほとんど無くなりましたが、こういう飲み会は無くなってみると正直すごく快適で、コロナが収束した後も飲み会(大人数の)はできるだけ行かないでおこうと思っています。
うちの事務所の場合、営業方法としては、情報発信をメインにしています。
弁護士の仕事の場合、何かを売りに行くというのがなじむ商売ではなく、何か困ったときに問い合わせをしてもらい、相談をさせてもらい、受任につなげるというのが基本のパターンだと思います。
そのため、情報発信により一般市民の方に役に立つコンテンツを作って、そこから問い合わせをしてもらう形が有効になると考えています。
そのため、うちの事務所の場合、営業として大事になるのが、ひたすらコンテンツをコツコツと作っていくことになります。
こうしたコンテンツを作るとよいのが、コンテンツには資産性があるということです。
何年も前に作ったHP記事を見て、依頼者が事務所に問い合わせをしてくれます。
事件処理の合間でコンテンツを作ることになるのでなかなか大変ですが、この頑張りが資産になると思えば続けられます。
弁護士の営業方法はいろいろあると思いますが、自分はアナログの営業が苦手ということもあって、コンテンツによる営業をメインにしています。アナログな営業が苦手な弁護士は、コツコツとコンテンツを作っていくのが営業方法としてはおすすめです。