ふくい総合法律事務所 所長ブログ

このブログは、福井県福井市にある法律事務所の所長弁護士である小前田が日々の業務や勉強の中で得た知識や経験をシェアするためのものです。

顧客や分野の絞り込みが大事

最近、ランチェスター経営の本を読んで、ランチェスター経営について考える機会が多いです。

 

その中で述べられていることとしては、全ての仕事を取りに行くのではなく、絞り込みをしていくことが大事ということ。

 

弁護士の仕事の場合、まずは顧客を、個人か、事業者のどちらをメインにするか絞り込みをしたほうがよいです。どちらのメインにするかによって、営業方法は大きく異なってきます。

うちの事務所の場合、現在、個人の依頼者をメインにしています。 

 

さらに分野で絞り込んだほうがよいです。個人の依頼者向けの仕事というと、交通事故・離婚・相続・債務整理・労働・刑事等いくつもあるが、その中で注力していく分野を決めていく。

うちの事務所の場合、現在注力しているのは、交通事故・離婚・相続・債務整理になります。

 

ここは、弁護士一人の事務所でやる場合には、一つの分野でよいと思います。僕も個人事務所でやっていた時代は、当時注力していた交通事故だけで手一杯になっていた気がします。

なにかの分野に注力していたとしても、なんだかんだで、その分野以外の仕事も入ってはくるので、注力分野は1つやればマンパワー的には限界だと思います。正直、個人事務所で忙しければ、注力分野以外の仕事は断ってもよいと思います。

 

 

あとは、注力した分野を決めたら、安易に新しい分野に手を出すのではなく、その分野を深堀りしていくことが大事になります。

それによって、依頼者に与えることができる価値も大きくなります。

営業方法や、面談のやり方を工夫したり、円滑な事件処理をできる体制を作ったり、工夫していくことが大事になります。

 

まずは、うちの事務所としては、個人の依頼者をメインに交通事故・離婚・相続・債務整理を深堀りしていくということをやっていきます