来期の経営計画の作成を現在していて、自社の戦略やサービスの見直すきっかけづくりとして、昔読んだことのある神田昌典の本を再読。
古い本ですが、戦略について書かれた本としては個人的には一番しっくりきます。
この本では、企業の戦略づくりを、まずは商品から考えるということを述べており、改めて読んでみて面白いなと思いました。他の戦略について書かれた本では顧客から考えるという本が多い気がします。
特に、商品のライフサイクルを考えるという視点は、この本を読むたびに面白いと思うところです。
この本では、商品のライフサイクルを導入期、成長期、成熟期にわけて考えており、それぞれの期によって商品の売れ方などが大きく変わることを述べています。
うちの事務所でも、過払いが多かった時期や、交通事故が多かった時期などあり、最近は離婚・男女トラブルの相談が増えています。商品のライフサイクルが変わっていることは実感としてとてもあります。
法律事務所でもひとつの商品で一生食っていくというのはなかなか難しく、定期的に新たな商品づくりをしていく必要があります。
戦略づくりは商品からということを改めて認識しました。