最近、債務整理のご依頼が増えている気がします。コロナの影響でしょうか。
以前にブログで、債務整理の依頼者の方には、「先取り貯金が大事だよ」ということを繰り返しお伝えしていると書きました。
もうひとつ、債務整理の依頼者の方にお伝えしていることとしては、家計の見直しとして、まずは固定費から見直しすることをおすすめしています。
というのも、固定費というのは、基本的に毎月定額でかかるものであるため、一度削減ができてしまえばその効力がずっと続くからです。
もちろん、固定費の削減といっても生活のクオリティをさげるような節約はよくないです。例えば、こまめにコンセントを抜くといった節約については手間が増えるだけで、それほど節約の効果は高くありません。
おすすめしている固定費の削減方法としては、保険の見直しと、格安携帯の利用になります。人によっては、車や家の話もします。
よくいるのが、債務整理の相談に来ている方で、独身で手取りの給料が15万円なに、保険に月3~4万円も払っているような方がいます。独身の場合には、生命保険に入る必要性はなく、貯蓄型保険や医療保険も基本的には不要だと思っているので、それだけの保険料は無駄だと思います。
必要な保険は、火災保険と、自動車保険だけであり、それだけであればそんなに保険料が高くなることはありません。
そういう人には、思い切って、不要な保険の解約をおすすめしています。
あとは、携帯についても格安SIMを利用するだけで、毎月の携帯代が大きく下がることもあるので、そちらの利用もおすすめしています。
本格的に家計の見直しをしたい人には下記の本もおすすめです。
この本では、人生の6大固定費として、 通信費、光熱費、保険、家、車、税金をあげており、それぞれの見直し方法について詳しく書いています。
本日は、家計の見直しは固定費からという話をさせていただきました。