ふくい総合法律事務所 所長ブログ

このブログは、福井県福井市にある法律事務所の所長弁護士である小前田が日々の業務や勉強の中で得た知識や経験をシェアするためのものです。

いまこそ法律事務所の変化を考えるとき

今年のGWは、新型コロナウイルスのため、遊びには出かけれないので、

自分の法律事務所が行うべき変化について考えようと思っています。

今日は、そんな話をしていこうと思います。

 

1.最近の状況

最近、WEB会議や打ち合わせをしていても話題になるのは、新型コロナウイルスの話ばかりです。一日も早く、みんなこのような辛い状況が終わることを願っています。

 

気がかりなのは、今の状況の終わりが見えないことです。

 

現在、緊急事態宣言が出ているのは5月6日までです。

日々の感染者数の情報等を見ていると、5月6日までに新型コロナウイルスが収束しているとは考えにくく、GW明けもこのような状況が長期間つづくのではないかと予想されます。

法律事務所経営を行うにあたっても、現在の状況が長期化する(下手したら数年単位になる)ことも想定していかなければなりません。

 

 

福井でも、緊急事態宣言後、ほとんどの裁判の期日については取消しとなりました。

 

うちの事務所でも、新規の問い合わせの件数は減っています。外出自粛の影響のためか、緊急性の低い相談はほとんどなくなっています。

 

ただ、そんな中でも新規の問い合わせをいただく件については、対応の必要性が高い案件が多く、法律事務所や弁護士の社会的な役割を考えた場合、それに対応しないわけにはいきません。

また、法律事務所は、緊急事態宣言による休業要請の対象の業種ではありません。

そんなこともあり、うちの事務所では、現在、休業は行っておりません。

 

こんな状況で働いてくれる弁護士、スタッフには、感謝の気持ちしかありません。

 

2.生き残ることが出来るのは変化できる法律事務所のみ

そんなときに思い出すのはダーウィンの言葉です。

 

『最も強い者が生き残るのではなく、
 最も賢い者が生き延びるのでもない。
 唯一生き残ることが出来るのは、
 変化できる者である』

 

今回の件が、法律事務所の経営にとって、ノーダメージで済むということはないと思います。

法律事務所の生き残りを考えた場合、現在の状況を嘆いたり、現実逃避するだけでは何も始まりません。

今の現実をきちんと見つめた上で、じゃあ、そこから自分たちが何が出来るかということを考え、行動していかないといけません。必然的に変化も求められます。

ダーウィンの言葉を借りるなら、変化できる法律事務所だけが、今回の件があった後でも生き残っていけるのだと思います。

 

3.いまこそ法律事務所の変化を考えるとき

 今回の件は、ある意味では、法律事務所や弁護士が、依頼者や社会にとっての価値になることは何かということを考え直し、変化していくチャンスだと思います。

 

今年のGWはどこも出かけられませんので、僕自身もうちの事務所に必要な変化が何かを考えるいい時間が出来ました。

いまこそ法律事務所の変化を考えるときです。

 

今後、うちの事務所で行動していくこと等については、このブログでも書いていきたいと思います。