私は、今年の目標の一つとして、情報発信を目標に掲げた。
そのために、このブログも書いている。
これからの弁護士というのは、間違いなく情報発信が必要であるといえる。
なぜなら、一般の市民の方にとっては弁護士へ相談するというハードルはまだまだ高い。
弁護士がどのような価値やサービスを提供してくれるのかということをあらかじめ分かるようにしておかないと、なかなか弁護士にアクセスできない。結果、法の助力を得られないまま、泣き寝入りしないといけないということにもなりかねない。
弁護士サイドの経営面で考えても、少なくとも今後は弁護士資格さえもっていれば、一生安泰という時代は終わったと思う。それは、地方の法律事務所においても変わらない。
しかし、この世の中には、困っている人の問題解決のために弁護士が出来ることはまだまだたくさんある。
弁護士が、依頼者に満足いただけるリーガルサービスを提供することによって、社会に提供できる価値は、どれだけ時代が進んでも不変のものだと思う。
そして、弁護士が依頼者に選ばれるためには、弁護士・法律事務所が良いリーガルサービスを提供しているということを知っていただくための情報発信が必要である。すなわち、その弁護士・法律事務所がどれだけ素晴らしいリーガルサービスを提供していたとしても、依頼をする人がそれを知ることができなければ、その弁護士・法律事務所は世の中に存在しないのと一緒なのだ。
弁護士にとって情報発信が必要な時代であり、それは依頼者・弁護士のどちらにとってもメリットがある話なのだ。